こんにちは、國領翔太です。
今週はひたすらに仕事をしているので先週の旅の事を書こうと思います。
椎葉村日添地区、古枝尾地区の春祭りにお邪魔する。
春祭りは奉射神事で、1年の災厄を避けるために行われる。
室内では食事会が行われており山菜や鍋料理などが振る舞われる。
試しに的射を体験させて貰ったけど一回も的に当たらず…下手くそゆえに左手に弦が当たってアザになってしまった。練習したい。
作法が複雑で口上も沢山あるため難しく見えたが、先輩方からするとかなり簡易化しているみたいだ。
先輩方が若手に教えている姿がとても良かったなぁ。こうやって貴重な文化が末永く続いていってほしいと思う。
熊本に一泊して翌日関西へ飛ぶ予定なので。少しぶらぶらする事に。
本山さんから教えてもらった巌禅寺霊巌洞へ。宮本武蔵が五輪書を書き上げた場所。
雨風や地震で風化した石仏が立ち並んでると説明があるが、首が取れた石像が立ち並ぶ光景は異様で計り知れない何かが潜んでいる気がしてドキドキする。
天草エアラインで大阪へ飛ぶ。初めてプロペラ機に乗るのでワクワク。
手作り機内誌に愛が溢れていて素敵。
関空まで移動してレンタカーを借り海南へ。宿泊客が少ない関係で風呂トイレ付きにグレードアップ。ラッキー。
旅の折り返しなので洗濯。
翌日は海沿いを南下。
「元々は商店も4件ほどあったが今はここだけやな。車を運転出来ない人にとっては貴重な買い物場所でなぁ、私も歳やけどそういう声を聞くと中々やめられんのよ」
祠に置かれていたこれが兎がひっくりかえっている様に見えてコレは珍しい文化では!と気になり色々聞き回る。
期待とは裏腹に元々は狛犬だったものをそのまま置いているらしい。子供の頃はコレに乗っかって遊んだもんだと。
本州最南端串本。三度目だが全部雨に見舞われてる。〇〇最南端に行く時は何故かいつも雨。曇り予定だったんだけどなぁ。
雨だし観光しようと那智滝へ。気軽に三重塔も見れると思ってたけど滝から20分以上も登るのか…と心が折れる。雨も止んだので撮影へ。
翌日は新宮から北上し十津川村へ。
武蔵集落で出会ったおっちゃんに集落内を案内してもらい、最後に見晴らし台に向かった。
「この石段は元々は街道でな、あの山を越して大野という集落まで米を担いで行って帰りに炭を背負って来てたんだ」
大体片道1時間半程との事だが、僕の目から見るとまともな道には見えずとてもその時間で行けるとは思えない。郵便局員は電報を持って同じ道を歩いていたそうだ。
十津川村を後にし野迫川村へ。標高が高いせいか桜がちらほら残ってる。
おススメの桜スポットを聞いたが険しい未舗装路で辿り着けず。その道の段差でフロントバンパーをぶつけてレンタカー休業補償を払うハメに…トホホ。
最後に12月に展示予定のかまどの下の灰までgalleryにお邪魔して帰路へ。写真だけじゃなく画家の方など文化の交流の場所になっていて良い場所だ。
自分の家の上を飛んでるあの飛行機に乗ってみたいけどいつも伊豆諸島、千葉経由に。
調べてみたら3時間程度で風の条件もあるみたい。めちゃくちゃ飛んでるイメージだったけど中々当たるのは難しいそうだな。
後日お土産で頂いた椎葉村焼畑産の蕎麦粉を使っておやき?お好み焼き?を作った。キャベツと豚肉と蕎麦粉だけ。蕎麦の香りがとても強くふわふわでめちゃくちゃ美味しい。焼畑産はとても貴重なので大事に食べよう。
GRAF PublishersはKG+ PHOTOBOOK FAIR に参加します。ご都合が合いましたら是非お越しください。
本山周平、國領翔太、中島里菜がブースにてお待ちしております。
会期:2024年5月3日(金)〜5月5日(日)
会場:くろちく天正館2F 京都府京都市中京区百足屋町380 阪急京都本線 烏丸駅 徒歩7分
入場料:無料
主催:KG+ PHOTOBOOK FAIR 実行委員会
共催:KYOTOGRAPHIE、KG+
協賛:ハニカム株式会社