あけましておめでとうございます。小林です。

1月7日 火曜日
直島の朝です。年末年始は湯郷で過ごして、昨日から帰島しています。山と島を行き来して最近どっちにいるのか曖昧だったのですが、年末にまた職場の辞令が出て、1月の半ばから1年は直島をメインに過ごすことになりました。今回は部屋の引っ越し準備などの関係で3日間滞在しています。今年は瀬戸芸もあり、直島新美術館もOPENするので当然か、、、。と、言うわけで岡山・香川の瀬戸内側にお越しの際はお気軽にお声がけいただければと思います。

写真は早朝の宮浦港。直島のメインポートです。トンビが空を飛んでいる。鳥ってめちゃめちゃ目が良いらしいですね。鳥の見ている世界を見てみたい。

今日はJR宇野線で岡山駅まで。湯郷にいる時は鉄道って使わないのですが、直島にいる時はけっこう利用します。島からフェリーで20分、徒歩5分でJR宇野駅。そこから電車にゆられて50分弱で岡山駅。島とは言え、市街地からのアクセスはそんなに悪くないんです。夜も22時半の電車に乗れば、最終の船で深夜1時前には島にも帰れる(その場合、宇野で1時間船の待ち時間があるので港でいっぱいひっかけれます)。住んでみると、意外と便利なのが分かります。今日は寒波で岡山市も雪がちらほら。今シーズンの初雪を岡山市で見るとはなぁ。


1月8日 水曜日
直島で仕事の日、ですが、今日は新入社員の部屋づくりでほぼ寮にいました。写真は休憩でコンビニにいく最中。初めて直島に来た10年前もはっきり覚えているけど、この細い路地が巡る宮浦の町並みはとても印象的です。最初は迷子になったなぁ。猫がいたり、地元のおばあちゃんがいたり、外国人観光客が歩いていたり、すれ違うものも様々で面白いです。帰りに寄った近所のコーヒー屋の店主(20代前半)が、大阪でプライマルスクリームのライブを見てきたとの事で、音楽話も盛り上がって楽しい散歩だった。オーディエンスはほぼ40〜50代くらいだったらしい。そりゃそうか。


1月9日 木曜日
一旦湯郷へ移動の日。瀬戸内の島の冬って、そんなに寒そうじゃないイメージあるんですが、実は寒い。風が冷たいんですよね。寒波の影響で気温が低い上に強風。こんな日は外に出たくない。フェリーでも車から一歩も出ず、直島から湯郷まで Door to Door 。


1月10日 金曜日
湯郷にいる時は、昼前起床 → 午後から仕事 → 夜職場が落ち着くまで仕事、なので、部屋から徒歩1分の職場を行き来するだけの生活です。何もなければ早めに帰宅して翌日午前中でかけたりするのですが、寒い冬場は設備や体調関連のトラブルもあるので、基本帰りが遅めになります。気分転換したい時は夕方の休憩時間に15分ほど近隣を散歩するのですが〜、寒いから誰も出歩いてないですね。色褪せてる感じは、妙に心地よい。



1月11日 土曜日
今日は ZINE FEST TOKYO の日。GRAFブースの写真をSNSで見つけました。ブースがこれだけぎゅっと集まると見ごたえありそうですね。盛り上がったかな?GRAFブースにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。日常生活では特にネタはなし、、、


1月12日 日曜日
徒歩1分の職場を往復。特に変わったことはなし。写真は部屋の壁と洗濯物。相変わらず、服は黒ばかりだな。


1月13日 月曜日
今日は朝から正月飾りを持って外出。地区の「とんど」に参加してきました。「とんど」と言って高知出身のスタッフに伝わらなかったら調べてみると、地域によって呼び名が随分違うのね、、。「左義長」「道祖神祭」「さえのかみ祭り」「鬼火焚き」「さいと焼き」「三九郎」etc。地域や神社によっても名称が変わるそうです。ちなみに僕の生まれた部落では「とんど焼き」って言ってた気がるするなぁ。小正月に正月飾りを畑や河原で燃やして、歳神様をお送りする火祭りです。この地域では毎年1月13日に行います。思えば、湯郷では参加するのは初めて。

職場の旅館で飾っていたお飾りと、年始に行った書き初めを持参。書き初めはとんどで焼いて灰が高く舞うと、手が上がる(上達する)そうです。

とんどの火。お飾りや書き初めが勢いよく燃えて、近くにいるとメチャメチャ熱い。焚き火って久しくしてなかったけど、大きいとこんなに熱いんですね〜。

そして、とんどと言えば焼き餅。とんどで燃やした炭を使って焼いたお餅を食べると、その一年病気にならないということから、餅を焼いて食べる風習があります。おそらくどこも一緒ですよね。炭火で焼いた餅はうまい!

焼いた後の炭は一部を持ち帰って家の周りに撒きます。これもそうする事で病を除いてくれるという謂れから。持ち帰って旅館の玄関前に撒きました。

好天にも恵まれ、良いとんどができました。お餅を皆で完食した時、「今年はいい一年になる!」と地区のお母さんが嬉しそうに言っていたけど、その声を聞いていると本当にいい年になりそうな気がして。2025年が皆様にとっても良い年となりますように。

今週は、こんな感じです。