こんにちは國領翔太です。
gallery176で開催中の『群-MURA-』は月曜日〜木曜日はお休みなので和歌山へ撮影に来ております。
8/27 火曜日
今日は紀伊由良からスタート。
県境を越えて木津呂集落まで足を伸ばし雲取温泉に宿泊。
8/28 水曜日
十津川を抜けて五條を目指す予定だったが、天気予報が変わってしまったので雨から逃げるように西側へ進路変更。
台風対策でビニールハウスのフィルムを取ったりと忙しそうな風景が続く。
適当に安宿を取ったつもりだったけど想像より良い旅館で嬉しい誤算。でもここでカップ麺を食うのか…食事付きもありだったかな。露天風呂に浸かってゆったり。
8/29 木曜日
雨。予報がすぐ変わり全然読めない。
朝風呂に入ってゆったり。
雨の合間を狙って和歌浦付近を回り今日は早めに宿に向かうことに。
大阪に泊まる時は大体新今宮。ここ10年ぐらいは1,000円〜1,700円ぐらいの所に泊まっていたけどダニとゴキブリ に悩まされるのが嫌になり今回は3,000円程の所に滞在。少し値段を上げればかなり快適。
滞在に向けてスーパー玉出へ買い出し。
8/30 金曜日
今日から後半会期スタート!
東海道新幹線は相変わらず止まってるようだ。もし一度東京に帰っていたら来れなかったかもな。
ギャラリーのある服部天神駅は再開発で近代的なロータリーが出来るみたい。ここの雰囲気好きなんだけどな。
撮れるうちに撮っとかなきゃどんどん風景が変わってしまうな。
夜はgallery176オーナーの友長さんgalerie SPUR高林さんとお食事。高林さんは僕の親戚と同じ町内会だと判明。なんたる偶然、世間は狭い。
8/31 土曜日
台風の状況次第では臨時休廊も危ぶまれていたが、無事に過ぎ去りギャラリーを開けられる事が決定。良かった。
オープン前に書店営業をしに心斎橋エリアへ。
ギャラリー・ソラリスさんとBOOK OF DAYSさんにて写真集『群-MURA-』を扱っていただける事になりました!
店頭で直接手に取ってご覧いただけますし、各店舗のオンラインショップでも購入可能です!お立ち寄りの際は是非!
ギャラリー・ソラリス
〒542-0062
大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1F
営業時間
火〜日 11:00〜19:00(月曜定休・不定休)
https://gallerysolaris.stores.jp
BOOK OF DAYS
〒550-0011
大阪府大阪市西区阿波座1-10-2 ボンジュール阿波座202号
営業時間
平日11:00-17:00
土曜、祝日12:00-17:00
日曜、水曜定休
9/1 日曜日
オープン前に176メンバーの西川さんによるデジタル写真講座を受講。RAW現像からプリントまでの工程は暗室の考え方と共通する部分がたくさんあるんだな。勝手に難しく考えて誤解していたのかもしれない。今回で基礎が掴めた気がするので早く実践してみたい。
岡山より小林さん来訪。今回デジカメを持ってきていないので会場写真をお願いする。流石っす。助かります。
打ち上げは十三で。行ってみたい店は満席だったので会期中何度も行ったお店へ。
お互いの次の動きなどあれやこれや。
展示終了の安堵からかすぐ酔っ払ってしまって気づいたら饒舌になっていた…。
改めて「群-MURA-」大阪展へご来場いただいた方々、企画の布垣さんをはじめgallery176メンバーの方々ありがとうございました。
おかげさまで充実した日々を送る事が出来ました。また次へ向けて動き出したいと思います!
9/2 月曜日
まだ行きたい所あるなぁと後ろ髪を引かれる思いで高速バスに乗り込む。
東京まで8時間、バスに揺られながら2週間を振り返る。
さて帰ったら次の展示に向けてすぐ作業開始だな。次は和歌山市にあるかまどの下の灰までgalleryにて紀伊半島の範囲に絞った写真を展示予定です。
年内にはGRAFにも動きがありそうです。
また詳細が決まり次第お知らせしたいと思います。
その前に明日は本山さんの搬入手伝いだ。今週末よりギャラリー街道にて展示開始、さらに初日の9/7(土)19:00からは本山周平×尾仲浩二のトークショーもありますので是非。公の場で話すのは初めてとの事。意外。とても楽しみです。
それではまた!
【本山周平・写真展のお知らせ】「月光 – GEKKO – 」Gallery街道
本山周平写真展 月光 – GEKKO –
2024年9月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)、16日(月)
13:00~19:00
※土日祝日のみオープン
※休廊日 9月9日(月)~9月13日(金)
会場:Gallery街道
〒1640001
東京都中野区中野5-14-5 ハウスポートB1
1997年、写真学校に入学した。
絵を描くことに疲れ果ててしまっていたのかカメラがとても身体に馴染んだ。
昼夜問わず闇雲に身近にいる人々や街並みへとレンズを向けた。
とある日、どうしても必要となった一カットをコンタクトシートのなかから探していた。その作業のなかでまだ全くプリントしてない写真がたくさんあることに気がついた。
闇雲に写していたあの頃の写真は、単なる僕の日記としての写真に留まるだけではなく、当時のザラザラとした空気をまとった時代の姿として僕の眼の前に再び立ち現れた。
本山周平
【急遽決定!トークイベントのお知らせ】本山周平&尾仲浩二
9月7日(土曜日)19時より / 予約不要・入場無料
メンバー・本山周平のトークイベントのお知らせです!ギャラリー街道での写真展『月光 – GEKKO –』初日に開催いたします!
2人でのトークは初めてとのこと。ずっと背中を追いかけていく存在である尾仲浩二さん。尾仲さんの影響を受けている方もたくさんいらっしゃるかと思います。そんな尾仲浩二さんと本山周平のトークイベントはかなり貴重で非常に有意義な時間となるでしょう。
ご予約不要、入場無料ですので、若い世代の方にもご覧いただけたら幸いです。
どなた様でもお気軽にお越しください。
コンビニで買った缶チューハイを片手に人気のない駐車場で夜風に吹かれながら写真の話をツマミに朝方まで話してくれたことを今でもよく思い出す。
いま、作ろうとしている写真集のこと、これからの写真のこと。他愛もないこと。
いろんなことを話してくれた。
その言葉をいつも胸に刻んで、僕もいつかカッコいい写真家になるんだと心に火を灯す日々を暮らしていた。
2000年初頭、今はなき文化服装学院裏手の駐車場にての記憶。
あの頃東京で、00年代バージョンを尾仲さんとお話しします。
公の場での二人でのトークは初めてです。
本山周平